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1000枚の板割り、オーストラリア ヴィクトリア支部

手術不可能な多発性脳腫瘍で余命わずかの11歳の少女の一番の夢はアメリカのデズニーランドを訪問することでした。

オーストラリアのヴィクトリア支部は、この道場生の夢を実現するための募金活動に立ち上がりました。ポートランド道場、ジロング道場、トララルゴン道場、ナレワレン道場の道場生の努力により、自分の小使い、家族、友人らからも善意の1600ドルが集まりました。極真空手は、猛烈な稽古、フルコンタクトの組手、精神修行を通じ、パンチやキックの訓練をしています。この稽古の賜物を、彼女の夢の実現のため生かすことになりました。11月26日おりしも雨もやみ、50人の極真空手家達は全部で1000枚の板割りに挑戦し、観客に披露しました。7歳の少女の最後の1枚で、2分49秒で1000枚割りを完遂しました。募金に賛同した暖かい善意により総額18500ドルを集めることができました。
彼女と家族のデズニーランド訪問の夢は実現することとなりました。困難に立ち向かう強さを表明いたしました。

支部長;ギャリー・ビッカーズ