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クロアチア支部で代表によるセミナー開催

ヨーロッパ大会の行事終了後の10月17日、クロアチア支部でセミナーを開催する為、高速でザグレブに向かった。ハンガリーでは、高速で普通8時間程かかると言われていた。約100キロ毎に休憩をはさみ、5時間余りで首都ザグレブに到着した。クロアチアの人々はかなり飛ばすというのは、嘘でもないと感じた。ザグレブはこじんまりした歴史ある街だが、夏は観光客で賑わうそうだ。夕方車で30分のサンボールでセミナーを実施した。ヨーロッパ大会に参加していたセルビアのヴォイカン・ビチッチ道場オペレーターと生徒達もエゲルから車を飛ばしセミナーに参加した。ザグレブからセルビアまでは、高速で約3時間だそうだ。

翌日も午前中セミナーを実施し、昼過ぎザグレブからアドレア海に面した古都ザダールに向かった。
途中から、緑に覆われた山肌は白い岩石がむき出しの荒々しい岩山に一変した。夕闇の中一見雪山かと
思った。次第に下り道になり夕陽にたたずむアドレア海が見渡せるようになり、美しい景観だった。
ザダールは、アドレア海に面し海の向こうはイタリア半島である。ヨットが多く停泊し、イタリアへの大型船も発着している。美味しいシーフードを堪能した後、夜の街を散策した。翌朝古い教会セイント・ドーナツの鐘つき塔に上った。階段はきつかったが、ザダールの街並みと青いアドレア海は絶景だった。
ザグレブへの帰路、世界遺産となっている国立公園プリトヴィツェ湖畔を2時間余り散策した。プリトヴィツェ湖はボスニア・ヘルツェコビナとの国境近くにあり、上の湖からかなりの水量が標高差で滝となり流れとなって下の湖へ流れ幾つもの湖がつながる。エメラルドグリーンの湖が森や木立のなかにたたずみ、森の精や水の精が宿るという伝説もうなずける神秘的で美しい。おりしも紅葉が始まりコントラストも絶妙だった。世界に誇れる素晴らしい自然遺産である。クロアチア支部長のウラディミル・セケリャを始め長時間の運転や案内をして付き合って頂いた指導員の皆にも感謝である。

支部長;ウラディミル・セケリャ