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サンクトペテルブルグ訪問記

サンクトペテルブルグは、歴史の風情が色濃く残り、街全体が世界遺産といったところだ。
ネヴァ川を中心にいたるところに運河が走り100以上の島々からなり、北のベネチアと呼ばれる。旧市街はバロックやクラシック建築の高さが統一され、落ち着いた景観だ。エルミタージュ美術館、血の上の教会、イサク寺院、エカテリーナ宮殿と魅力いっぱいだ。エルミタージュのかの有名な画家たちの作品が、至近距離で堪能できた。フラッシュは禁止だが、撮影もできた。夢のようだ。もう少し予備知識を蓄えておくべきだった。アレクサンダー2世が暗殺された地の上に立つ、血の上の教会(スパス・ナ・クラヴィー聖堂)は、戦争で破壊されたが修復され内部のモザイク画もすばらしかった。贅をつくしたエカテリーナ宮殿など、まばゆいばかりだった。残念ながら部屋中が黄金に輝く琥珀の間だけは撮影禁止だった。
深夜に起きだして、ネヴァ川のクルージングで船上から、有名な撥ね橋を見学した。大型船を深夜に通過させるため橋がせりあがる。おもしろいほどクルージングの船が出て、対岸は観光バスが埋め尽くす。ライトアップに映し出された夜の町並みが幻想的で、深夜のまぼろしのようだった。
ちなみに7回目となったロシア訪問は、ビザ無料(条件有)、入国カードをもらうだけ、モスクワのドモデドヴォ空港はシャトルバスも必要なし。しかし、乗り継ぎで、色、形態、ベルトまで同一のバッグを取り違えるという失態をしでかした。幸いJALを利用し、行き先が同じで、JALスタッフの機敏な対応で事なきを得た。クワバラクワバラ。この若い御夫婦とはエカテリーナ宮殿で再会した。