ワールドカップは、19日、20日とも深夜に及ぶ熾烈な大会となり、さよならパーティに遅い人は午前4時頃まで残っていたようだ。それでも、予定より少し遅れて翌朝午前10時半にバスは各ホテルを回って、一路キャンプ場のある”Fuente de Piedra”に向かった。1時間45分の車中は皆爆睡だ。

キャンプはピンクフラミンゴの飛来する湖に面し、バンガローに一泊する。部屋割り後、昼食を終えとりあえずシエスタ（昼寝）タイムを取る。プールで遊ぶ人もいた。人数が多くテント宿泊も数組いた。蚊が心配だ。夕方5時頃、連日の睡眠不足の身体を鞭打って、スポーツセンターに向かった。徒歩20分以上かかりまだまだカンカン照りで、日差しがきつく人も歩いていなかった。

翌日は午前10時から審査が始まり、やはり午後3時過ぎまでかかった。それ以外の参加者は戸外での稽古となったが、かなり過酷な暑さとなったことであろう。

遅い昼食をとり、荷物をまとめ夕方エステポナに戻った。アンダルシアの田舎の風景はオリーブが生い茂りのどかであった。マラガあたりから海岸線を走ると、途切れなくスペイン風のホテルやアパートが立ち並び、美しいリゾート地がずーっと続いていた。

もっとゆっくり堪能したかった。