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第18回 松島杯 群馬県極真空手道選手権大会が、11月28日に開催された

I.K.O.MATSUSHIMA  国際空手道連盟 極真会館 松島道場の主催により、

第18回 松島杯 群馬県極真空手道選手権大会が、11月28日に群馬県伊勢崎市で開催された。

組手は一般男子、小学生は学年毎、中学の部門と、型は小学全学年、中学生、女子の部門で行われた。

今年は、茨城支部、千葉支部の他、大阪南支部からも多数参加選手を迎え、熱戦が繰り広げられた。

決勝戦総評
保育園小学1年生 優勝;中矢大雅 準優勝;髙井 佑人 3位;金井康輔
20髙井 佑人(沼田) vs 71中矢 大雅(大阪南)
試合前に主審より気合を入れて悔いのないように試合するように諸注意があり始まった。髙井選手は開始と同時に飛び蹴りで挑むが成功せず。これに対して中矢選手は上段廻し蹴りで「技あり」を奪う。続けざまに中段前蹴りも決まり「技あり」、「合せ一本」で決着。早い試合だった。
○ 小学2年生 優勝;小川哲楽  準優勝;原空広  3位;山形拓睴                  50原 空広(茨城) vs 72小川 哲楽(茨城)
茨城支部同士の決勝戦となった。前蹴りから入る小川選手。原選手は中段への突き中心に攻める。その後はお互いに激しい胸の叩き合い。体格に勝る小川選手は腰の入った連続下突きで攻める。本戦は決定打がなく引き分け。延長そうそう小川選手の飛び蹴りが出るが決まらず、その後は本戦と同じような攻防が続く。延長終了間際に小川選手の左上段廻し蹴りが入るが認められなかった。結局、体格に勝った小川選手が4-0の優勢勝ちをもぎ取り優勝した。
○ 小学3年生 優勝;棟久大輝  準優勝;斉藤玲梛  3位;梁川龍太
36斉藤 玲梛(茨城) vs 76棟久 大輝(大阪南)
棟久選手のスピードのある突き。それに対して斉藤選手は前に出て間合いを詰め防御する。スナップの効いた棟久選手の中段回し蹴りが何本か入るが有効打とはならず本戦は引き分け。延長に入り、前に前に出る斉藤選手に回り込み攻める棟久選手。一発一発に体重を乗せた正拳で攻める棟久選手。判定は4-0の僅差で棟久選手の優勢勝ちとなった。気持が良い元気な挨拶が印象的だった両選手。来年も期待したい。
○ 小学4年生 優勝;中川勇気  準優勝;横澤元輝  3位;今泉堅太郎
77中川 勇気(大阪南) vs 11横澤 元輝(太田)
大きな構えの中川選手は風格さえ感じる。技の攻防の際もつれたところで横澤選手の正拳が顔面に入り顔面殴打「注意1」が与えられた。さがりながらも切れのいい技を出す横澤選手。しかし、中川選手の上段廻し蹴りに捉えられてしまった。「技あり」になり判定は5-0で中川選手の優勢勝ちとなった。
○ 小学5年生 優勝;山田恒勢  準優勝;長山龍  3位;小川竜仙
79長山 龍(茨城) vs 81山田 恒勢(大阪南)
速い動きの長山選手に対して、落ち着いて的確にパワフルに当てていく山田選手。徐々に押され場外に出される長山選手。体格に勝った山田選手が5-0で優勢勝ちをおさめ優勝した。
○ 小学6年生 優勝;今泉比佐夫  準優勝;成毛歩夢  3位;服部玲弥
27成毛 歩夢(千葉) vs 5今泉 比佐夫(桐生)
体格は同じぐらいだが上背では今泉選手が勝る。変則的に蹴った今泉選手の横蹴りに成毛選手はバランスを崩し倒れるが決定打としては認められない。今泉選手は連続突きと上段のコンビネーションで「技あり」をとる。本来の前へ出る組手が出来ず、防戦一方の成毛選手。判定は5-0で今泉選手が優勝となった。昨年の小学5年生の部優勝に次いで2連覇したことになる。また、型の部と組手の部、両方のチャンピオンとなり総合制覇も果たした。

○ 中学生 優勝;田島勇輝  準優勝;依田悠佑  3位;村田駿介
24田島 勇輝(大阪南) vs 30依田 悠佑(茨城)
押しあい状態の接近した態勢からも田島選手は上手に上段蹴りを出せる。何度か繰り出すが、あさい蹴りになり認められない。タイミング良く一発が決まり「技あり」。仕切り直し後に依田選手は飛び膝蹴りを出すが決まらず。田島選手の足払い気味の下段に依田選手は倒れ込む。田島選手の突きと下段のコンビネーションに防戦一方の依田選手。終始優勢に戦った田島選手が5-0で判定勝ちをうばい優勝となった。依田選手は型の部のチャンピオンだったが総合制覇は逃してしまった。

○ 一般男子 優勝;林英俊  準優勝;片貝竜也  3位;角田匡哉 4位;中村貴史
3片貝 竜也(伊勢崎) vs 23林 英俊(沼田)
序盤は互いに様子をみる。林選手は前蹴りから攻めていく。林選手の上段への変則蹴りに、のけ反る片貝選手。片貝選手とすると自分の得意なコンビネーションを出したいところだが林選手は巧みに間合いをとり、そうはさせない。林選手の前蹴り膝蹴りが有効的に入る。肩口への突きを狙う片貝選手だが単発に終わる。片貝選手は勝負どころの鎖骨を狙った突きが顔面に流れて顔面殴打「注意1」をもらってしまう。本戦終了間際に突きで前に出る片貝選手だが有効打なしで引き分け。準決勝まで多用していた掛け蹴りぎみに蹴る“下段踵蹴込み”も片貝選手は出せないでいた。延長では場外線間際での攻防は会場中に鈍い音が響くほど見応えがあった。下段・中段・上段と蹴り分け、膝蹴り・前蹴り・廻し蹴りとバリエーション多彩に先の走った蹴りが印象的だった林選手が5-0で優勢勝ちをおさめ三連覇を達成した。林選手は戦い終え道場生たちに胴上げをされ喜びに浸っていた。松島連盟代表の総評にもあったが2年後には今まで以上のスケールの世界大会が予定されている。出場する可能性のある2人には今まで以上に稽古に精進して日本代表として頑張って欲しい。

小学生 型の部 入賞者

優勝;今泉比佐夫 準優勝;今泉堅太郎 3位;時田神那 4位;斉藤愛海 5位;鈴木みこと

6位;小菅栄弥 7位;久保田悠斗 8位;小石沙央里 敢闘賞;宮本舞 敢闘賞;岡野安晃

敢闘賞;堀岡菜穂子 敢闘賞;小川竜仙 敢闘賞;菊池沙夜香

中学生型の部 入賞者

優勝;村田駿介 準優勝;依田悠佑 3位;松見直弥 敢闘賞;磯貝映奈

女子型の部 入賞者

優勝;小林 藍 準優勝;坂本知栄子 3位;松本みち子